Dnote® は高音質と長時間バッテリー駆動を必要とするデジタルオーディオ製品のために、日本で開発された最先端のデジタル信号処理技術であり、世界中で特許を取得しています。一般的なデジタルオーディオシステムの多くはアナログ回路を含みますが、Dnote® はデジタル回路とマルチコイルだけでオーディオ再生を実現し、高解像度のデジタル信号をマルチコイルまで忠実に伝送します。その結果、オーディオ再生システムはクリアなサウンドと低消費電力及び豊富なサウンドエフェクトを内蔵する DSP で実現します。
Dnote® はマルチ・コイルと変調されたデジタル信号で実現されます。4ビットの差動出力を選択した場合、必要とされるコイル数は4つとなり、それぞれの出力はそれぞれの独立したコイルに接続されます。
ベネフィット
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低電圧でも大音量を実現
Dnote とマルチ・コイル・スピーカーを内蔵するデジタル・オーディオ・システムは、低電源電圧動作が可能で、5V 電源から最大 12.5W を出力することで大音量を実現します。
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電池駆動時間の延長
Dnote® とマルチ・コイル・スピーカーを内蔵するデジタル・オーディオ・システムは、高電源電圧を必要としません。電源回路の効率(Efficiency)を低下させないため、電池駆動時間の改善を見込めます。 -
音質向上のための豊富なデジタル信号処理
Dnote® とマルチ・コイル・スピーカーを内蔵するデジタル・オーディオ・システムは、 アナログ回路が信号ライン上になく全てをデジタル回路で構成し、低消費電力で高性能な DSP を内蔵することで、音響性能を向上するための豊富なサウンド・エフェクト・アルゴリズムを提供します。
Trigence の Dnote® 技術はスピーカーのためにマルチ・コイルを必要とすることから、試作や量産に関して多くのお客様から問い合わせがあります。
現在、多くのコイル・ベンダーやスピーカー・ベンダーで、試作や量産に対応しており、お客様の用途に合うベンダーを紹介できます。
動画は日特エンジニアリング株式会社により開発された自動マルチ・コイル製造装置です。この装置はマイクロ・スピーカー向けのマルチ・コイルを巻いて、コイルを丸形から角形への成形、ワイヤーの切断などを全て自動で行います。